障害者雇用を行う企業が就労移行支援事業所を選ぶ際のポイントは、以下の6つが特に重要です。
「自社に合った人材とつながれるか?」という視点がカギになります。
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• 年間の就職者数や職種の実績
• 6か月~1年以上の定着率
• 自社と同業種・同職種へのマッチング実績があるか
雇用するだけでなく「長く働いてもらえるか」が大事な指標です。
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• 職場実習の受け入れ実績があるか
• 就労前に業務理解を深める支援をしてくれるか
• 企業のニーズを聞き取り、マッチング調整が丁寧か
「実習から採用へ」スムーズに運べる体制があると安心です。
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• 支援員に福祉・医療・心理の資格があるか(例:精神保健福祉士など)
• 利用者の特性や希望に対して個別支援計画が柔軟
• 企業とのやりとりに慣れていて、報告・連携が丁寧
利用者だけでなく「企業にも寄り添える支援者」がいるかが大事。
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• パソコン・事務系、軽作業系など職業訓練の内容
• 利用者の特性(発達障害、精神障害、身体障害など)の傾向
• **ソーシャルスキルトレーニング(SST)**やビジネスマナー訓練の有無
求める業務内容と合うスキルを持つ人材が育っているかチェック。
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• 定着支援の期間(※最長3年まで可能)
• 雇用後の企業・利用者の定期フォローの頻度と質
• 困りごとが起きたときに柔軟に相談・対応してくれるか
雇用して終わりではなく、伴走支援があると安心です。
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• 明るく清潔感のある雰囲気か
• ホームページやSNSで支援内容や実績がオープンに発信されているか
• 外部評価(第三者評価・自己評価)を公開しているか
支援の質が安定している事業所は、外から見ても分かりやすい特徴があります。
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【補足】見学時に企業が確認するとよい質問例
• 御社ではどんな職種に就職した方が多いですか?
• 定着支援の方法や頻度について教えてください
• 企業側とのマッチング支援ではどんな工夫をされていますか?
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